高岡市議会 2022-12-04 令和4年12月定例会(第4日目) 本文
194 ◯教育長(近藤智久君) 勝興寺の国宝指定は、保存修理事業で新たに発見された知見が加わったことで、この価値がより高まりまして今回評価されたものと考えております。 この23年にも及ぶ保存修理事業に対しましては、伏木をはじめ、市民の皆様、経済界、門信徒など多くの皆様の熱意、そして御支援、御協力があったからこそだと思っております。
194 ◯教育長(近藤智久君) 勝興寺の国宝指定は、保存修理事業で新たに発見された知見が加わったことで、この価値がより高まりまして今回評価されたものと考えております。 この23年にも及ぶ保存修理事業に対しましては、伏木をはじめ、市民の皆様、経済界、門信徒など多くの皆様の熱意、そして御支援、御協力があったからこそだと思っております。
23年もの長きにわたり進めてきた保存修理をはじめ、国宝化に向け、これまで取り組んできた取組、そして御尽力をいただいた関係各位に、厚く御礼を申し上げます。 また、答申後、多くの方に勝興寺へお越しいただいておりますが、地域の皆様方に駐車場の整理、案内やガイド等、おもてなしの精神でお出迎えをいただいており、その思いに改めて敬意を表する次第であります。
「文化財の保存・活用」につきましては、重要文化財「勝興寺」の宝物展開催や工芸品の保存修理のほか、重要伝統的建造物群保存地区の建物等の修理、景観保全について支援します。赤れんがの建物については、民間活力を生かしての再生を検討するため、民間企業を対象としたサウンディング調査を行います。
第1期では、近世から近代までにおける歴史と伝統を基本に、高岡御車山の保存修理事業や山町筋・金屋町の道路修景整備、伝統工芸産業希少技術の継承など様々な事業に取り組んでまいりました。
あわせて、2つには、ものづくりのまちに受け継がれた伝統技術の保存、継承や重伝建の選定、日本遺産の認定、国宝瑞龍寺や勝興寺の保存修理など、歴史・文化資産をまちの魅力として磨き上げてきたところでございます。
現在、大規模な保存修理を実施しております勝興寺は、家持が政務を行った越中国庁跡に位置し、越中万葉の1300年の歴史を刻んだ地にあります。また、間口40メートル、奥行き38メートルの壮麗な本堂をはじめ12棟の重要文化財の建築群は、日本を代表する仏教建築であります。加賀前田家の権勢を感じさせる本堂、大広間及び式台、書院のほか広大な境内は、多くの人が集い交流する格好の空間となっております。
今回の保存修理事業によりまして、武家の御殿を思わせる二口の脇玄関の存在や、鼓堂が同類のものでは最古であり、西本願寺に次ぐ規模であることなど、往時の寺格の高さをうかがえる新たな知見も多く確認されております。また、勝興寺本洛中洛外図屏風をはじめとする寺宝の数々、くぎ隠しや引き手金具に見る内部意匠にも実に多彩なものがあります。
95 ◯教育長(米谷和也君) 来年度はまず、総門の組み立て工事など大詰めを迎えております保存修理事業を進めてまいります。秋には、現場事務所などの境内内のプレハブが撤去される予定であります。これにより、江戸時代後期の壮麗な姿によみがえった伽藍の全貌をごらんいただけるようになるところであります。
ハード整備においては、高岡御車山会館の建設をはじめ、瑞龍寺山門や勝興寺大広間などの保存修理事業、山町筋や金屋町の重要伝統的建造物群保存修理事業などを行い、そしてソフト整備については、観光ボランティアガイドの養成を行ったほか、市民の協働によりおもてなしの心の醸成にも努めてまいりました。
次に、勝興寺は平成32年度に保存修理事業が全て完了する予定となっており、それに向けて今後広く勝興寺をPRすることが必要と考えますが、その取り組みについてお尋ねします。 次に、道の駅雨晴についてお尋ねします。 去る4月25日オープンいたしました道の駅雨晴ですが、現在、非常に人気の観光スポットであり、たくさんの人が訪れています。
現在も市といたしましては、五箇山地域におけるイベントの補助金だとか小規模校におけるICT遠隔協働学習事業、合掌造り家屋の屋根のふきかえ・保存修理など世界遺産保存事業など、数多くの事業に活用しております。 また、平成30年度当初予算の中で、新たに観光資源発掘事業補助金の対象事業であります南砺100キロマラニック大会補助金にも活用させていただいております。
修復が進む勝興寺の本坊の一部公開にあわせて活用を進めていくほか、国宝瑞龍寺等の保存修理や「高岡御車山祭の御車山行事」など、市内の文化財の保存、継承に取り組んでまいります。 「歴史的風致の保全・活用」につきましては、日本遺産に認定された本市の文化財の情報を発信するとともに、高岡の魅力を売り込む旅行商品の造成に取り組んでまいります。
まず、勝興寺につきましては、来年夏ごろの一部公開を目指し保存修理を進めております。現在、大広間及び式台、書院群を覆っていた素屋根の解体が終わり、こけらぶきに復元された姿を見ることができます。引き続き、本坊部分や境内の防災・環境整備事業として放水銃や避雷針などを設置する予定としております。
国宝瑞龍寺や重要文化財勝興寺に代表される文化財建造物の保存修理事業を推進するとともに、ユネスコ無形文化遺産に登録された「高岡御車山祭の御車山行事」はもとより、市内の文化財の保存、継承に取り組んでまいります。また、近世高岡の文化遺産群の世界文化遺産の登録を目指し、主題設定や資産構成の再検討のため、シンポジウムを開催いたします。
今後は、引き続き国の財政支援を有効活用しながら、勝興寺の保存修理や重要伝統的建造物群保存地区に選定されている山町筋と金屋町における修理・修景事業など、歴史まちづくり計画に掲げる事業を重点的、一体的に進めていくことにより、歴史都市高岡の価値をさらに高め、歴史と文化、ものづくりが一体となって発展した本市の魅力を世界に発信していかなければなりません。
現在、高岡市内の寺院のうち、瑞龍寺と勝興寺が国宝または国の重要文化財として指定を受け保存修理事業を進めているところでございます。また、国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けた地区において伝統的建造物として特定されている建造物等を有する寺院もございまして、その保存活用を図っております。
また、財団の役員には市のOBが就任しているが、経営を立て直そうという思いを持って、市から年間5,000万円以上を助成するにふさわしい施設となるよう努力すべきと考えるが見解はとの質疑に対し、施設での物販のみならず文化財保存修理事業の拠点として後継者の育成や全国の祭り屋台の修復にも取り組んでおり、職員自身も大型ブロンズ製品の受注をとるなど実績も上げてきている。
202 ◯教育長(氷見哲正君) 山町筋重要伝統的建造物群保存地区における保存修理事業につきましては、その緊急度や町並み景観への効果が大きいものから順次実施してきております。通りに面した土蔵造りの母屋や店舗などの特定物件は46棟ございまして、これまでに32棟、率にいたしますと69%が修理済みとなっております。
地方では破格の規模と格式を備える勝興寺、平成10年度から7年をかけて第1期の修理事業、これで本堂の保存修理が行われました。その後、17年度から16年をかけ保存修理の予定で、第2期修理事業も完成予定まであと5年になりました。保存修理中の現在でも多くの観光客の皆さんが来られ、高岡の大きな観光資源になっていると思います。